【岐阜レジャー】下呂市の笹洞蛍石鉱山で蛍石探し

我が家の5歳息子、4歳の頃から石が大好きなのです。
昨年博石館へ行ってからも、石ブームは継続中。

なかでも蛍石が好きで、暗闇の中でブラックライトを当てたりして楽しんでいるのですが。

少し前にXで「笹洞蛍石鉱山跡地」のバズり投稿を見かけまして！
なんと蛍石の採掘鉱山の跡地で、蛍石が採掘ができるとか。

これは行ってみたい！
けどいつ行けば…。
子連れはＯＫ？
ツアーの予約は激戦と聞いたけど取れるのか？
持ち物は？

などなど、疑問がいっぱい。
えーい、案ずるより産むが易し！ということで、予約取れたから早速行ってきましたｗ

我が家の体験を元に、振り返っていきます。

笹洞蛍石鉱山 蛍石採掘ツアーの予約は？

笹洞蛍石鉱山 ミネラルハンティングガイドツアー
インスタ （笹洞蛍石鉱山 ＠sasahorafluoritemine）のプロフィールURLより、予約ページに飛べます。完全ネット予約制です。
2025年3/15より予約ページが変わっているので注意！

インスタの投稿で次の予約枠の開放日をお知らせしてくれるので、頻繁にチェックしておくと良いですよ。土日は埋まりがちなのでお早めに。
料金は大人5,000円 、 4歳～中学生2,500円。
※2025年3月時点。詳細はHPでご確認ください

我が家は3月末の金曜に行ったので、まだ余裕がありました。
まだ寒い時期だし、平日だしね。
気候が良くなってくると、さらに激戦かもしれません。

ちなみに予約は午前・午後があり、各6組まで（1組6人まで）です。

何歳から参加できる？

予約ページに4歳以上と記載がありました。我が家は5歳半で参加しましたが、全然行けました☆

2キロの山道を往復できる人、との条件があったので心配していましたが、山道といっても舗装はされていて、緩やかな上り坂。
ガイドさんの説明を聞きながら歩くので、ウェーダー着用で少々歩きにくくてもあっという間に感じました。

山道は15分くらい歩いたかな？参加した日のガイドさんは1.8キロと言っていたけど、もっと短く感じました。

蛍石採掘ツアーの持ち物

我が家が準備した持ち物リストはこちら。

★必須（詳細は笹洞蛍石鉱山ＨＰにて）
・長靴＆長ズボン
　⇒ 虫よけのためにも必須。長靴は貸出もあるみたいです。

・採った石を持ち帰るためのバケツ
　⇒ 鉱山でのバケツとザル、スコップは貸出がありますが、持ち帰る際に入れるものが必要。歩いて帰ってくるので、破れやすいビニール袋よりバケツなどが安心です。

（用意したもの）
・子ども用ウェーダー
　⇒ 基本は足首ほどの浅瀬の川や、ゴツゴツの石がある山の斜面での採掘です。長靴でもいいけど、子どもの長靴は短いので、ヒル除けも兼ねてウェーダーを買いました。

・厚手のビニール手袋
　⇒ 石が探しにくくて、結局片手しかしてなかったｗ 水に入るので、ヒルが心配な日は付けた方が良いです。しっかり掘って探せるので、ビニール手袋は持っていくと◎

・ウインドブレーカー
　⇒ 雨対策も兼ねて羽織れるものを持参。午後13～16時の会でしたが、15時すぎ頃からぐっと冷えてきました。

・虫よけスプレー
　⇒ ヒル対策に虫よけスプレーは必須。3月はほぼ虫は見ませんでしたが、対策は万全に。

・タオルなど
　⇒ 水に入って探したり、泥だらけの石を洗ったりするのに水はけっこう触ります。まあゆっくり拭いてる暇はないけど一応ねｗ

・帽子、飲み物など
　⇒ 夏に行く方は暑さ対策も忘れずに。山だから特別涼しいわけでもない（むしろ暑そう）。下呂市の気温を見ておけばOKです。

ツアー参加時の持ち物は、大人ならバケツくらい。意外と軽装備でいけます。
掘る場所には屋根がある荷物置き場はありますが、座ってゆっくりするほどのスペースはないです。車を降りる時にウェーダーなどは全部着てから山に入りましょう。

息子用ウェーダーは楽天で購入。作りもしっかりしていて安心。潮干狩りでも活躍しましたｗ
この日は気温16度。夕方は冷えて、ウィンドブレーカーを上に着ました。

ブラックライトについて

笹洞蛍石鉱山のYouTubeでも詳しい解説動画がありますが、我が家にあるブラックライトではパワーが足りなくて、明るい場所では光らないだろう、とのこと。
実際どれならいけるのか調べても全然わからんｗ

ので、現地で購入かレンタルが良いかと思います。
我が家は2本レンタル（1本1,000円）しました。

ブラックライトで当てながら蛍石を探すので、ライトは人数分持って行くのをおすすめします。
（息子にライトを持たれてしまうと、なす術なしの母ｗ）

ミネラルハンティングガイドツアー
当日のスケジュール

岐阜県下呂市金山町の菅田集学校2階にある理科室に集合！

東海環状自動車道「美濃加茂」で降りて、ひたすら北上します。
我が家はgoogle mapのナビで向かいましたが、途中「山越え？」みたいな地元の人のみぞ知る山道を通ってビクビク。
あれはどこだったんだろう？改めてナビ見返してもわからない…。

広い道で安全にいきましょう！

理科室には大きな蛍石や、石を飾るグッズの販売も。
子どもたちも色々見て楽しんでいました。

隣の教室では、ちょっとした飲食の購入もできるみたい。懐かしい雰囲気～！

受付後、笹洞蛍石鉱山へ出発

受付の後、ガイドさんから簡単な説明があり、自家用車で鉱山の近くまで向かいます。
※道幅が狭いらしく、車幅が大きすぎるのでガイドさんの車に乗っていった人もいました。電車で来る方も乗せてもらえるので大丈夫。

ちなみに1回6組までという制約は、現地の駐車場が6台しか停めれないからだそう。

山の入り口の駐車場に車を停め、長靴をはいてバケツを持ったらいざ、山へ！

ガイドさんのお話を聞きながら、ゆるい上り坂の山道を進んでいきます。

足元は歩きやすい砂利道。子どもたちも元気。
2キロと聞いて心配していましたが、15分くらいで到着。

到着！蛍石採掘スタート（40分間）

屋根のあるベンチに荷物を置いて、スコップとザルを借りて、いざ採掘スタート。

小川の中をのぞいたり、山の斜面をザクザク掘ってみたり。

ブラックライトを当てると、地面が細かく青に光るのが見えます♪
小さいものが多いけど、透き通った薄い緑の蛍石をたくさん発見。
石の一部が光っている「母岩付き」もありました。

ガイドさんの近くにいると、色々と教えてもらえます。

小川の中も狙い目だそう！安全な水位です

色々取ってみたけど、どれを持って帰ろう。迷う…。
そうこうしてるうちに、あっという間に40分経っちゃった！

続いて、蛍石の採掘鉱山跡地の見学へ。
洞窟の中はひんやり、真っ暗。
子どもたちよりも親の方がワクワク。

ライトを消してブラックライトを当てると、真っ青に輝く光景が。
写真には上手に写らないので、ぜひ生で見てください。

16時前、だいぶ涼しくなってきました。緩やかな下り坂の帰り道もあっという間。
子どもたちも、まだまだみんな元気！

最後は理科室へ戻って、蛍石を使った簡単な実験を見せてくれて、終了。
あっという間の半日でした。楽しかった♪

後日、持ち帰った蛍石を磨いてみる

持ち帰った石たちをハイターに半日ほど漬けて、歯ブラシで磨いてみました。

あからさまな汚れは落ちるけど、キラキラにするのは難しい…。

蛍石はけっこうもろくて、強くこするとポロポロ割れてしまうので注意！

まとめ

貴重な体験ができた、笹洞蛍石鉱山 ミネラルハンティングガイドツアー。
息子が小学生になっても石好きだったら、また堀りに行きたいなあ。

今回のハンティングツアー、私たちが参加した回は6組全員子連れでした。
みんな5～10歳くらいかな。山なので斜面は多いけど見晴らしはいいので、幼児でも迷子の心配はそうないと思います。

10歳くらいになると、1人でブラックライトを当てながら斜面で石を探せるので、親もしっかり探せるしコスパはいいのかなと思いましたが（幼児も参加費がかかるのでねｗ）

鉄は熱いうちに打て！ が我が家のモットーなので（笑）5歳の息子と勢いで参加してみて良かったです。

興味のある方は、ぜひ一度参加してみてください。

ちなみに我が家、この日は友人家族と以前キャンプで行った「美濃白川クオーレふれあいの里」のコテージで泊まって、翌日は中津川で遊んで帰りました。
小旅行気分で楽しむのもおすすめです。