言わずと知れた通信教育講座「こどもちゃれんじ」。年齢・学年ごとに教材が分かれており、年齢に合ったテキストやおもちゃが毎月届きます。
トイレトレーニングのスタートセット(トイトレ表、おしゃべりトイレちゃん、絵本のセット)に惹かれ、7月号からちゃれんじを始めた我が家も早半年が経過。
半年間使ってみた感想、我が家の活用法、息子の変化などをレビューします!
目次
1学年上の「こどもちゃれんじ ぽけっと」を受講してみて
息子のりっちゃんは2019年5月生まれですが、1学年上の2018年4/2生まれ~2019年4/1生まれの子ども用の「こどもちゃれんじ ぽけっと」を選択。
保育園に通っているおかげか、言葉ももうママと対等(笑)、言ってることの理解も比較的早いことと、先輩ママのアドバイスもあり「ぽけっと」を選びました。
手先の細かさや根気が必要な作業は元々苦手なこともあり、ねじりブロックやおりがみなどはまだ早いのかなあと思いましたが、絵本の題材やおしゃべりタッチペン、はなちゃんお世話セットなど各目玉企画はとても楽しんでいるので、「ぽけっと」にして良かったなと思っています。
あとは親用に届く情報誌ね!年齢に応じた子育てのヒントを教えてくれる読み物冊子なんですが、これを読んでいると、やはりぽけっとで正解だったんだろうと思いました(ぷちと比べてないから正確なところは分からんけども)
子どもとの接し方や、褒め方・叱り方のポイントなど、息子と接するときの悩みとリンクしているものが多々あり参考になります。
教材はまだ息子には早いなと思ったら、一旦置いてまた半年後に試してみたりもできるしね。早い分には困らないかなと!
・受講スタート時期は、気になるおもちゃや付録で決めても◎
・月齢や理解度によっては1学年上・下の教材も検討してみて
・ハマってないおもちゃは一旦置いて、忘れた頃に再挑戦!
2歳男子がハマった教材
我が息子・りっちゃんがいちばんハマッたのは、9月号テキストの巻頭・野菜の教材。
畑の野菜を抜いて、お水で洗って料理する、というテキスト内の紙の仕掛けですが、思い出しては取り組んでおります。
これを見たからかは分からないけど、ご飯の時に野菜イヤ~となったら「おくらさん、悲しんでるよ」って言うと食べるようになりました(笑)
収穫することに興味がある時期なんだと思い、いも掘りに行ったらすごく喜んでました(前回記事参考)
あと、10月号の読み物「触らずに見るだけ。カシャッ」のマナー忍者も役に立った!
お買い物に行ったら何でも触りたい時期なので、「触らずに見るだけ、カメラポーズでカシャッだよ」とマナー忍者が言ってたでしょ?と言っておさえてました。
しまじろうにはみがきをしてあげて、バイキンをやっつける読み物もけっこうやったんだけど、これは バイキンへの理解<ハミガキ嫌い のようで(笑)ハミガキを嫌がるのは変わらずでした。最終的にはおとなしくやってくれるからいいんだけどさ…。
歯ブラシでゴシゴシするとバイキンがいなくなるよ!っていう仕掛け絵本になってます
また、11月号の「おおかみと7ひきのこやぎ」を読んでいたら途中で大号泣!なんてこともありました。オオカミが怖かったみたい。その後、ずーっと開きたがらない11月号…(笑)
「こどもちゃれんじ」は絵本やおもちゃで遊びながら、年齢に沿って必要な社会性や理解を身に着けられるので、これが本当にありがたい!おもちゃや絵本なら、ちゃれんじじゃなくても自分で選べるじゃない、って最初は思うんだけど、子どもとの生活・家事・仕事と日々何かに追われている中で、”今”必要な学びを常に考えて、子どもに与え続けるのってかなーり大変!
毎月楽しめて、親用の情報誌もついて、これで月1,980円(12か月分一括払いの場合)なら全然安いんじゃないかと私は思っています。
タブレットで見れる動画教材も◎
また、紙のテキストやエデュトイ(おもちゃ)以外にも、最新号の遊び方・取り組み方を解説してくれるDVD付。これは「しまじろうクラブ」というアプリでも見られます。
「しまじろうクラブ」には解説動画のほか、7分程度のしまじろうのお話や、ダンスなどの動画もあるんです。スマホかタブレットでしか見られないので我が家には少し不便ですが、息子は毎回喜んで見ています。
※アマゾンプライムでも見られるらしいんだけど、我が家はアプリをダウンロードできず…なぜ。バージョンの問題?
子どもが見るものなので、1本が短めに作られているのも安心。
こちらは会員なら、登録して無料アプリをダウンロードすれば、無料ですぐに利用できます。
タブレットで動画見ながらテキストも見てインテリ雰囲気…。字読めないのに(笑)
「こどもちゃれんじ」を最大限活用するために
親がやるべきこと
「こどもちゃれんじ ぽけっと」をやればやるほど重要だなと思うのは、どれだけ親が気付いて、教材を活かして子どもを伸ばせるか。
子どもよりまず親が、今この教材で子どもに何を身に着けさせようとしているかを理解して、ちゃれんじと子どもの橋渡しとして動けるか。
特に年齢が低いうちは、これによって「こどもちゃれんじ」の充実度は大きく変わってくる気がします。
「ちゃれんじ」の教材は、あくまで子育てのツールであって万能ではないんだな、と。
例えば11月号の「お店屋さんセット」は、商品の細かいパーツが届くんですが、いかんせん細かい!
お店屋さんシートの上に1つひとつ商品パーツを乗せて、お買い物…なんてことは1人ではまだ無理(満3歳の子なら1人で設置して遊べるんだろうか?)なので、一緒に「これとこれ、下さい!」「今日はカレーだから、にんじんとじゃがいもと…」など、ある程度は声かけをして遊び方を教えないと息子にはハマらないし、気付きもない。
しかも片付けまでちゃんと見てないと、すぐ紛失しそう…!
まだ2、3歳。教材で自由に遊ばせてたら身についてたわ、なーんてことはないもんね。
1人あそびもできるように工夫してくれているけど、最初からは無理です。
親がある程度管理して、今日はこれでこうやって遊んでみよう、と流れを作ってあげて一緒に楽しむことで、ひとり遊びや自分なりのアレンジ遊びも出てくる。
親の最初の関わり方が本当に重要だなと感じています。
私なりの心がけ
とはいえ、100%向き合う時間はない!ので、
私は最新号が届いたら、最初は必ず一緒に遊んで、楽しい・もっとやりたいと思えるような働きかけをオーバーなくらいするようにしています。
私が遊んで見せたり、何度も説明しながら一緒にあそんだり、息子の好きなもの(食べ物、動物、車)から始めたり。
あとは、普段の生活やテレビで見た時などに、
「あれ、しまじろうの本で見たね!」など、関連して話すこと。
そしたら息子も「そうだ!帰ったら見てみるか」と言ってくれます(帰宅したら忘れてることも多いけどさw)
上に書いた「カシャッのマナー忍者」をはじめ、売り物は触らずに見るだけ、など日常生活で必要なマナーを教えてくれる教材が多いので、教材と日常がリンクできるよう声かけをしていくのは大切。一から教えなくていいから親も楽だしね。
↑これは小さい頃からずっとやっていたので、普段から「あれ、ばあばの家で食べたね、また食べたいね」とか「保育園でもやったよ、りっちゃんこれ好きなの」など、よく話してくれるようになりました。
つまりは、親が寄り添い、取り組んだだけ子どももしっかり学んでくれる。
我々親の頑張り次第で、より楽しくより元を取れる教材なのだと私は思っております(息子2歳半の現在)
・初めは一緒に遊んで理解・興味を高めてあげることが最大限活用する秘訣
・日常生活とリンクできるよう、お出かけの際にも声かけを
・上の2つをこなすために、親が教材の内容をまず把握する事が大事
まとめ
1年ほど悩み、お家時間の充実のためにもそろそろ!と思い満を持して始めた「こどもちゃれんじ ぽけっと」。
思い描いていたような、子どもが1人で黙々と遊んでくれる万能教材では現状ないですが(笑)年齢に合った新しいおもちゃやお話などに触れて、息子が分かりやすく影響を受けて、学び、成長しているのが日々伝わってきます。
1つ難点を言うなれば、エデュトイの細かいパーツが増えて片付けが大変!なところなんですが、これは親の工夫次第。今後の課題でもあります…!
また、来年(年少さん向け「ほっぷ」)からはワークやひらがな学習なども始まり、少しずつ“お勉強”色が出てくるので、おもちゃが増えるのはなあ…と危惧している人は「ほっぷ」から始めるのも良いかも?
子どもたちのお楽しみでもあり、子育ての手助けをしてくれる存在でもある「こどもちゃれんじ」。
我が子と向き合いながら、今後も上手に活用していきたいです♪