息子が3歳半の頃から、かれこれ半年ほどハマっている世界地理。
世界地図パズルで競争したり、お風呂で世界地図を一緒に眺めたりして遊んでいたら、気付けばほぼ全ての国の場所と国旗をほぼ覚えていました…びっくり!
3歳の吸収力って本当にすごいのね!
私なんて日本史選択だったから(言い訳w)息子と世界地図を見るようになって、やっと南米とアフリカの国々の区別がついたくらいなのに…。
↑こんな母でも大丈夫!親子でハマった世界の地理を学ぶアイテムを紹介します。
目次
世界への興味は芋ずる式に
我が家が世界地図マニアになるまでの道のりと、子どもの興味を広げるためのポイントを紹介していきますね。
我が家の世界地理マニア息子、誕生秘話
息子が3歳半の頃、本屋でたまたま見つけたくもんの世界地図パズルと日本地図パズルを購入。最初はパズルを楽しむ目的で、いずれ国名も覚えてくれたら良いかなと思っていました。
すると1ヶ月ほどしたある日、「一番大きいのはロシア、ここがカナダ」とカタカナを読んで地図を意識しながら遊んでる…?と気付き、お風呂に貼る世界地図ポスターを導入。
結果、これがとても良かった!
お風呂に貼ってあるとつい見ちゃうし、親子でゆっくり色々な話もできるから、毎日のお風呂時間が地理の学習時間に。下でも紹介しますが、主要国の国旗も付いたポスターなので国旗にも興味が湧き、あっという間に母よりも多くの国旗を暗記。
焦った母は息子と張り合い、世界地図や国旗のクイズ対決で毎日盛り上がり…(笑)
その後、誕生日に念願の地球儀を購入。ウキウキ眺めていたら、地理と国旗はほぼ全暗記していました。3歳のフレッシュ脳、恐ろしい…!
それからは近所の図書館で、世界の国々のことを本や図鑑で調べるように。ちょうど4歳になった頃からですね。
より小さい子向けの絵本のような世界地図図鑑から、小学生向けの本格的な世界図鑑まで、息子が手に取る本は様々。
気になるものはとりあえず借りて、自分でパラパラとめくったり、父や母と一緒に読んだりして興味や知識を深めています。
図鑑は息子1人では読めないので、親がいかに息子が分かりやすいよう噛み砕いて伝えられるか。もはや親の勉強!笑
元々知識があるわけではないのでこれが難しい!けど学びが多くて、親の方が楽しいくらいです。
実際に我が家が愛用中のおすすめアイテムは、下で紹介しますね↓↓
世界地理への興味を広げるポイント
私が息子と一緒に学んでみて思う、世界地理に興味を持ち、さらに知識を広げていくポイントをまとめました。
①難しいことは×。年齢にあった遊びからスタート
②興味を持ったことから芋ずる式に、少しずつ!
③日常生活の中で成果を褒める
④親が一緒に、仲間orライバルになる。競争も◎
まず最初に重要なのは、やらせようとしないこと。
これじゃ扉が開かないよ…と思うでしょうが、世界地図パズルや国旗カルタなどのおもちゃ遊びをまずは楽しむことから始めてみて。焦らずにいきましょう。
世界には国がたくさんあって、日本もその1つという概念が何となく分かってきたら、少しずつ子どもが好きなことと国を絡めていきます。
我が家はお風呂で世界地図を見ながら、国にまつわる話をしていました。
息子が好きなピザはイタリア料理で、おさるのジョージの舞台はアメリカ、ラグビーW杯の次の相手はアルゼンチンだとか、ロシアとウクライナが戦争をしていることまで。
まだ4歳には難しいと思えることでも、全ての情報が地理を知っていることで具体的にイメージできるようになり、興味を持って聞いてくれるようになります。
また、こどもが好きなものやお出かけ、ちょっとしたニュースも、興味を深める宝庫。
町中にふと現れる国旗の入ったポスターや国旗のガーランド、テレビの中の世界の出来事やスポーツなど、アンテナを常に張っておくと◎
ある時、ふと見つけた国旗を息子が「あ、これ〇〇だ」と答えた時に一度めちゃくちゃ褒めたら、次からは自分で見つけて教えてくれるようになりました。
褒められてうれしかった経験から、子どもの視野がぐっと広がって学びたい意欲が育っていきます。そのきっかけを、親が作ってあげることが大事なんだなと感じました。
そして最後に、一番大事だと思ったのが、親が一緒に楽しむこと。
これが全てかもしれない。
や、うちの息子の気質もあると思いますが、負けず嫌いなので、家族でクイズを出し合ったりして(出題してもらうのも語彙が鍛えられるのでオススメ)一緒に盛り上がるとすぐ覚えます笑。
親が図鑑を読んで「へえ~!」とか言ってると「なになに⁉」って寄ってくるしね。
子どもに勉強させるには、親が勉強している姿を見せると良いっていうけど、こういうことなのか~と。楽しそうだな、と思ったら自分もやりたいもんね。
好きなことから、ほめて伸ばして、親も一緒に楽しむ!要約するとコレですw
息子が愛用中の世界地理アイテム
実際に我が家で愛用中の世界地図や国旗のアイテムを紹介します。
※3歳半~4歳頭にかけて購入順に紹介しています
①くもん 世界地図パズル
皆様ご存知くもん様のパズル。楽しい!ちなみに日本地図も持っていて、日本地図を一通り把握し終えて世界に来ましたw 最初は母が世界地図、息子が日本地図でパズル競争をしていましたが、気付けば1人でやるように。形を見てパズルはめてるだけだと思っていたのに、県名・国名をちゃんと覚えてたので本当に驚いた。
※小指の爪ほどの小さな部品もあるので、紛失・誤飲に注意
②お風呂で世界地図ポスター
このポスターを貼ってから、毎晩のお風呂が学びタイムに。地図のまわりに国旗が並んでいるのもまた良い♪国の場所と国旗を結びつけて覚えられるから暗記スピード2倍!ぼーっと見てるだけでも楽しい世界地図!最近は1人で風呂入る時も地図見てる母です。
③世界がわかる 国旗じてん
全ての国の国旗が並んだ国旗辞典。見開き1ページに4つの国旗がどーんと大きく載っていて見やすい!細かい情報の表記も、面積:日本の〇倍 とかイメージしやすくて◎
また、国旗の並びは地域関係なくあいうえお順なのも良い(地域ごとに国が分けられてるものが多いので)寝る前にパラパラめくって、親子でクイズを出し合ってます。そんで盛り上がっちゃって全然寝ないという…。
④るるぶ 国旗と世界の国カルタ
メジャーな48カ国の国旗がカルタに。最初は読み札を読んで、慣れてきたら国旗だけで問題を出してカルタ競争!まず始めるのにはちょうどいい量です(親もたいてい知ってる国旗だしね)。ちなみに札の裏面は国の特徴を描いたイラストで、B2のポスターも付属。QRを読み込んで、読み上げ機能もあります。
⑤るるぶ 世界の国大百科
お友達のむーお兄ちゃん(小2)がおすすめしてくれた1冊。主要な国ごとに特徴や名所がまとめてあります。せっかく国を覚えるなら、文化や特徴も一緒に学べたらと思い購入。広く浅く各国の情報がさらえて、さすがるるぶ様見やすい!まだ息子1人で読むのは難しいから、一緒に解説しながら楽しんでます。
⑥地球儀
最近は光ったり喋ったり種類がいっぱいあって迷ったけど、レイメイ藤井のシンプルな行政タイプを購入。球径20センチの小さめサイズです。将来的に勉強机に置いたりして使いやすいかなと。字は細かいけど全然見えるので、我が家はコレで正解でした。ご家庭によって使いやすいサイズを選んでくださいね。
⑨全197カ国入り国旗カード
最近はもっぱらこれ。全ての国の国旗カードが入ってるので、かなりの量!これを4~5つの束に分けて順番に分かる国から取っていく地獄ゲームが流行ってます。世界地図オンチだった母も、かなり鍛えられました。似た国旗も多くて混乱!そしてしばらくやらないと忘れちゃうから、定期的に暗記アップデートしていこうと思っています(母がw)
⑧世界各国 シルエット当て 形クイズ
https://jp.quiz4.graphtochart.com/
こちらはスマホでやる4択クイズ。ちょっとした待ち時間に日本地図版を見つけてハマり、世界版にも手を出してます。 会員登録とかアプリDLは必要なし、すぐできます。中級になると小さな島国とかも平気で出てきて、けっこう難しいんですよ。ちょっとした待ち時間などにオススメです。
⑨図書館の 世界ずかん
世界の国々を紹介したり、比べたり、深堀したり。最近は図書館で世界の図鑑を見つけては色々借りて、どんな国なのかを学び中。行政や歴史や紛争や、難しい話も多いから、4歳が興味のありそうな部分をこちらが抜粋して、一緒に見ながら解説。親の勉強ですねw 国が分かるとスポーツやニュースを見る時も楽しい!バスケW杯のカーボベルテ戦、国旗で分かった4歳はそういないのでは。笑
最後に
「本当に3歳で?」「何が楽しいの?」と疑う人もいるかもしれませんが(笑)うちの息子、本当に世界地理マニアなんです。
親が横で何をしていたかって、息子に負けじと一緒に世界地図や国旗を眺めただけです。
今やうちの息子(現在4歳)は、ニジェールで洪水があったニュースを見て心を痛め、ラグビーW杯を楽しみ、図鑑で見た“いつか行ってみたい国々”に思いを馳せています。
また、スーパーで食品の産地を見て驚いたり、保育園にハーフのお友達がいたら、どの国出身のパパママかなとワクワクしたり。
世界地理が頭に入っているおかげで、息子の世界がどんどん広がっていくのを感じています。
初の海外旅行はどこへ行こうかな。これからが楽しみです。
小さいころから世界を身近に感じて、知識を付けておくことで、今後様々なことへの興味や食いつきも変わってくると思うので、楽しく遊びながら学んでみてはいかがでしょう。
ほんと、世界っておもしろい。学ぶって楽しい!
母は35歳になって、改めて息子に教えてもらいました。
ぜひ親子で一緒に楽しんでくださいね。